幸せって何?
2012/01/13公開 2013.08.27更新 [コラム ,記事一覧]
幸せ~って何だ~っけ なんだ~っけ
ポン酢醤油のあるうちさ♪
ときたらあなたも私と同じ結構なお年頃ですね。
幸せってなんだろうとネットで「幸せ」に
関連する検索キーワードを見てみると
幸せの始まりは
幸せになる方法
幸せ三味
幸せホーム
幸せのある場所
幸せへの近道
幸せの経済学
などなど幸せのレシピは色々あるようです。
「幸せの国」として昨今引き合いに出されるのが
先日、国王夫妻が来日されたブータン。
私は以前からブータン人があまりに日本人に顔が似てる?
(中・韓国よりよっぽど)気がして気になっていてネットとかでよく調べていました。
それに何がってブータンって国名からしてかわゆすぎませんか?
○○たん・・・ って。( ´∀`)
ブータンについてはもう皆さんもテレビなどでよくご存知ですよね。
みんなで 幸せでい~な い~な~と言ってますが、
果たして今の日本人があの国で暮らしても彼らと同じように
幸せを感じることが出来るでしょうか。
彼らの暮らしぶりを見ていると昔の日本にもあった風景がそこにあります。
日本もかつてそうだったのかもしれません。
それと引き換えに今の物質的豊かな暮らしが存在するというのなら、
ああいったこじんまりとした素朴で幸せな暮らしを保つには
外からの接触を避けつつ、人口もそこそこ増えすぎず、
福祉の充実の代わりに個人の贅沢は突出したものはない・・・・。
やはり「条件」が必要なのだと思いました。
でもそこに流れる時間・空間はゆったりしたものなのです。
現代日本で時間の流れの速さを川の流れに例えると
昭和初期が小川チョロチョロだったとすると今はまるで激流、濁流のようですね。
複雑化された社会はあまりの変化の激しさのために時間の流れをも加速しているようです。
そして時間の流れの速さに伴って自分を取り巻く情報量の多さも増えていきます。
ですからその大量の情報を裁くだけで、現代人が普通にしていても
ゆとりなく忙しくなってしまうのは当然ですね。
人がストレスを感じず人らしく生きていくには限界がありますが
現代の時間の流れの速さはそれを超えていってしまったようです。
人が人らしく生きた時代として、貧富の差のなかった縄文時代が
よかったという説もありますね。
がしかし、今更毛皮をまとって狩猟の日々を送るわけでもなく
時代を巻き戻しする訳にはいきません。
一般的な「幸せの価値観」っていうのは時代によっても変わるもの。
これから老齢期を迎える日本の中で、今までどおりの若かった頃の
日本のままの価値観では幸せ感はますます低くなるかもしれません。
闇雲にがんばるのではなく、個別の価値観の中にあって自分ペースで
ゆっくり生きるのが、これからの時代での幸せへの近道なのかもしれません。
ブータン人がインタビューで口にする「幸せ」とは「家族が健康でいること」
でしたが、最近は西洋文化の流入が止まる事を知らず、
携帯電話の所持率も上がり、国民の幸福度も下がってきているとか・・・・
新しい物質文化も取り入れつつ絶妙なバランスを保ちながら、
これからも幸せの国の見本としてあり続けてほしいですね。